音もの

音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。 そこにおいては魂が魂に働きかける。by J.S.Bach

【PPC広告】クリック単価1円で利益が出るキーワードを探せ

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前回は3月にアンテナショップのアクセスを加速して早く売れ筋商品の傾向を掴むためにPPC広告を使いました。月額1万円として、クリック単価100円で出稿し、利益は3千円でした。7千円の赤字でしたが、売れ筋商品の傾向は掴めたのでOKです。今回はクリック単価1円で出稿し、黒字化が可能か調べてみました。

前回のキーワード

オーソドックスに決めました。例えば「Perfume ライブ」とか「ももクロ チケット」の類を10個ほど選定しました。選定方法はYahoo!プロモーションが提供している「キーワードアドバイスツール」を使って、Perfumeとかももクロなどのキーワードを入力して試行錯誤します。

もちろん「ももクロ」などのビッグキーワード単独ではクリック単価が数千円にもなりとても使えませんが、「ももクロ チケット」などの複合キーワードにすることでクリック単価を下げる事ができます。

これを繰り返して複合キーワードを10個作りました。目標は1日1,000円でクリック数100でしたが、結局クリック単価が100円ぐらいになったので、予測クリック数は10/日となりました。

実績は、クリック単価が60円くらいになったので、クリック数は17/日で、1ヶ月で約500クリックが得られました。ユーザーが広告をクリックするとアンテナショップに飛ぶので、アクセス数が500ほど増えました。このアクセスで3千円の利益が得られ、何が売れたかが把握できました。ライブチケットです。

 なぜクリック単価1円なのか?

Yahoo!プロモーションで設定できる最低のクリック単価が1円だからです。クリック単価が低ければ低いほど利益が出ます。1ヶ月1万円の広告費だと1日300円ちょっとなので、クリック単価1円の場合は300クリックが得られます。

ところが、クリック単価を下げると、ほとんどのキーワードで広告が表示されなくなります。前回100円に設定せざるを得なかったのは広告を表示する最低ラインが100円と予測されたからです。それなら1円ではどんなキーワードでも広告は表示されないはずです。

そこでダメ元で、本当に1円だと広告は表示されないのか検証してみました。

今回のキーワード選定

今回はキーワードアドバイスツールは使いませんでした。つまり、クリック単価の予測値を無視しました。さらに、広告とは全く関係ない一般的なキーワードをリストアップしました。例えば「天気予報」などです。

これらのキーワードをYahooの検索エンジンで片っ端から検索して、表示される画面に広告が載っているかを調べました。すると、検索数が膨大なビッグキーワードでも、全く広告が載っていないキーワードがいくつか発見できました。

そこに私の広告が1つ掲載されると多くのクリックが見込めるのではないか?

そこで、あとは直感的にキーワードを15個ほど選んでクリック単価1円、1日300円の広告費で出稿してみました。結果は少しタイムラグがあるので1日ほど様子を見ました。

結果はどうだったのか?

結論から言うと、1円で広告クリックが発生したキーワードが2つ見つかりました。

2つの合計で、インプレッション:8,432、クリック数:72、クリック率:0.85、広告費:72円となりました。

試しに単価を3円に上げたところ、現時点でインプレッション:12,262、クリック数:153、クリック率:2.11、広告費:255円、クリック単価:2円となっています。

まとめ

実はこの2つのキーワードを別の商品の広告にも使ったところ、まったくクリックは発生していません。それどころか広告自体がほとんど表示されないようです。ですから、この広告にも同じような方法でまたキーワード探しを行っている最中です。

つまり、ケースバイケースなので、今回はキーワードは発表しないことにしました。ヒントとしては「毎日使っているので、今までに一度もキーワードとして検索した事が無い」ツールまたは会社名です。

今回はまだ3回目をトライしている最中なので、試行錯誤の真っ只中ですが、これを繰り返すうちに何らかの法則性やノウハウが見つかると思います。

ではでは、ガーディアン